第3回全国公開模擬試験
 質問回答履歴

117-3 A64

b選択肢の心房細動は徐脈となる場合はないですか?

ご質問ありがとうございます。
心房細動は頻脈性不整脈に分類され(永末書店 有病者歯科学 第2版 p.122など)、かつ頻脈性不整脈のなかで最も患者数が多い不整脈です。
ご質問の通り、徐脈性心房細動は一定数存在しますが、心房細動の発症初期から徐脈を呈することはほぼなく、進行とともに徐脈を伴う状態となったケースがほとんどです(心房細動の進行に伴って房室ブロックを合併した症例など)。
また、歯科医師国家試験112A61では頻拍発作を起こしやすい病態として心房細動が正答となっており、心房細動は頻脈を呈することが多いと考えるほうが無難です。
問題は5つの選択肢の中から3つ選べという指定であり、cdeを優先して選んでいただければと思います。

117-3 C31

b選択肢の解説について質問です。
アデノイド肥大は咽頭扁桃のみではなく舌扁桃の肥大も含むのでしょうか?

ご質問ありがとうございます。
アデノイド肥大は咽頭扁桃肥大を指す用語です。選択肢考察の訂正とさせていただき、後日弊社ホームページの訂正表に記載いたします。
ご迷惑をおかけして大変申し訳ございませんでした。

117-3 C79

選択肢eのピックアップ印象について質問です。
本問は全部床義歯症例であり、義歯の適合に問題はなく口腔粘膜の異常がないと推測されます。
ピックアップ印象をしなくとも義歯を用いて模型を製作することは可能ではないのでしょうか。

ご質問ありがとうございます。
問題製作上の不手際がございましたこと、お詫び申し上げます。
ご指摘の通り、本症例の間接法での咬合面再形成では、模型製作のためにピックアップ印象採得を行う必要はありません。
チェアサイドで咬合採得し、ラボサイドで義歯を用いて模型を製作(義歯にボクシングを施し石膏を注入)することができます。
本問におきましては、問題に不備があるため採点除外とし、全国版の成績表に反映させてますとともに、あらためまして訂正をお知らせさせて頂きます。
受験生の皆さまにはご迷惑をお掛け致しましたことをお詫び申し上げます。

117-3 C80

咀嚼筋筋電図でも咀嚼運動速度を評価することが可能だと思ったのですが、不可能なのでしょうか?

「速度=距離÷時間」のため、時間のみでは速度を評価することはできません。咀嚼筋筋電図では、咀嚼筋が収縮するタイミングが分かりますので、咀嚼周期や咀嚼リズムといった時間的な項目を評価することはできます。一方、咀嚼運動における下顎の動く距離は分かりませんので、咀嚼運動速度を評価することはできません。

117-3 D83

選択肢eについて質問です。
選択肢eは問題用紙では扁平上皮癌与、解答冊子では 扁平上皮癌となっています。問題冊子の表記は間違いでしょうか?

ご質問ありがとうございます。
問題用紙の選択肢eについては誤植であり、正しくは扁平上皮癌です。
本問に関しましては、全体の答案データが揃い、統計処理を行った上で訂正情報も含めて発表いたしますので、今しばらくお待ちいただけましたら幸いです。ご迷惑をおかけして大変申し訳ございませんでした。
→全体の答案データの統計処理を行った結果、採点除外とします。ご迷惑をおかけして大変申し訳ございませんでした。

117-3 解説書

解説書の解答一覧ページで、A51とA53の配色に相違があります。

ご質問ありがとうございます。
A51及びA53の配色についてですが、ご指摘のとおり、科目一覧の配色(A51は一般問題、A53は臨実問題)が正しいものとなります。
上記の問題の成績処理に関しては、正しい方を反映させております。
ご心配をおかけして大変申し訳ございませんでした。